校長挨拶

 ごあいさつ


 宮城県泉館山高等学校ホームページへのご来訪ありがとうございます。
 本校は、昭和58年4月に長命ケ丘の地に開校し、今年で43年目を迎える男女共学の県立全日制高校です。創立以来「自律 敬愛 貢献」の校訓のもと、進路指導に重点を置きながら文武両道を実践し、毎年、国公立大学に多くの卒業生を送り出しています。令和7年3月の卒業生は約6割が国公立大学に進学する過去最高の進路実績をあげています。また、本校の卒業生は1万2千人を超え、国内外の各方面で活躍しています。
 そのような本校について、以下3つの特徴をご紹介します。

1 「大志2030」の推進
 本校では、「自分と向き合う力」「相手と向き合う力」「社会と向き合う力」の3つの力を柱として育成する教育計画「大志2030」を策定し、実践しています。また、全教職員が一丸となって、AIやICTを利活用した授業改善及び新しい教育プログラムの研究・開発に取り組むことで、教育力向上に努めています。
 変化の激しい予測困難な時代においても、大きな志をいだいて主体的に社会課題を発見し、情報分析能力を発揮して最適解を創出する地域連携型の協働的探究学習を推進し、海外研修や国際交流等を実施することで、自ら人生を開拓し、多様性のある社会において協働して新しい価値を生み出し、地域及び国際社会の創造に貢献する人材の育成を目指します。


2 「文武両道」の伝統の継承と発展
 本校では、学習にも、生徒会活動や部活動にも日々全力で取り組む「文武両道」の伝統を継承・発展させることで、生徒の多面的な資質・能力の向上に努めています。
 「何事にも誠実に取り組む」よき校風のもと、真剣に授業に臨み、さわやかにあいさつを交わし、放課後には部活動に集中する生徒たちの姿が見られます。部活動は運動部、文化部ともに充実しており、例年東北大会や全国大会にも出場しています。また、生徒会や応援団の活動もさかんで、活気あふれる学校です。大きな志をいだいて目標を設定し、それに向かって粘り強く努力し、どんな困難にもチームで励まし合いながら乗り越えることができる人材の育成を目指します。 

3 「地域や国際社会の創造に貢献できる人材」の育成
 本校では、長命ケ丘という温かい地域性にも恵まれ、地域との交流事業やボランティア活動、防災活動など、生徒たちが積極的に参加することのできる機会の提供に努めています。
 子どもたちの成長を温かく見守ってきた長命ケ丘のみなさんや小中学生との交流事業をとおして、東日本大震災や自然災害からの復興・発展を推し進めるリーダーの育成を図るとともに、地域のみなさまと手を携えて広く世界を見つめ、大きな志をいだいて主体的に社会形成に参画し、地域及び国際社会の継続的な発展に貢献できる人材の育成を目指します。 

 

中学生のみなさんへ
 泉館山高等学校は、思いやりをもって様々な活動に意欲的に取り組むことができるみなさんの入学を、心より、お待ちしております。
 ぜひ本校で、優しい先輩方や先生方とともに、大きな志をいだいて、みなさんの持つ無限の力や可能性を磨き、実り豊かな学びのある高校生活を送ってください。

 

校長 高瀬 琢弥