令和6年度
1学年 館プロ探究講座「生成AIの活用」
9月27日(金)7校時、1学年の総合的な探究の時間(館プロ)において、宮城学院女子大学教育学部教育学科 西浦 和樹 先生を講師として、「生成AIを使った課題設定と解決策の探究」についての講座を開催しました。生成AIの特性や使用する上での注意点に関する説明の後、ChatGPTにプロンプト(指示文)を入力して、どのような答えが返ってくるのかを実際に体験しながら、社会課題やその解決策のアイデアを得る活動に取り組みました。
今回の講座を開催するにあたり、文部科学省や宮城県のガイドラインに則り、AIを活用する上での留意点についての事前指導も行いました。今回の講座をきっかけとして、日々発展しているデジタル技術を正しく活用するリテラシーを身に付けていってもらいたいと考えています。
なお、本校では今年度、文部科学省の高等学校DX加速化推進事業の採択校となっており、デジタル技術を活用した学びを今後も進めていく予定です。
以下、1年生生徒の感想です。
・質問を工夫しないと自分に欲しい答えが返ってこないし、返された答えが必ずしも正しいとは限らないので、正しい情報かを見極め、うまく活用することが大切だと思いました。
・生成AIは新しいものを作り出したり、案を沢山出して提案することに長けていると思ったが、多くの候補が出された場合、ひとつひとつの内容が薄いように感じた。また、間違っているものをあたかもあっているかのように回答することもあることから、疑わしい回答については調べてみたり、一人で考えずに複数人で考えてみることも大切だと思った。
・チャットGPTは課題解決のために便利ではあると思いますが、物事を客観的に見ているため、物事を主観的に見ることには限界があると思いました。