令和6年度
1学年館プロ「地域団体交流会」
10月11日(金)6~7校時、1学年の総合的な探究の時間(館プロ)において、「地域団体交流会」を開催しました。今年度で3回目の開催となりますが、今年度は仙台市や富谷市を中心に地域において様々な課題解決に取り組んでいる25の個人・NPO法人・行政機関などの方々に来校いただき、それぞれの活動についてお話しいただきました。1年生は今後、今回の交流会で学んだことを参考にしながら、課題設定や現状調査、改善や解決に向けた提案・実践を、グループの生徒とともに試行錯誤しながら進めていくことになります。来校いただいた皆様、ありがとうございました。
なお、今年度交流会にご参加いただいたのは以下の皆様です。(順不同、敬称略)
①NPO法人ペット終活サポートネット宮城、②まちスポママカフェ、③チームmochi、④(公)みやぎ・環境とくらし・ネットワーク、⑤NPO法人グループゆう、⑥ブランチ仙台、⑦7DAYS,Peace、⑧社会福祉法人あいの実、⑨株式会社RUNDY、⑩日本青年会議所主権者意識向上委員会、⑪仙台市泉区役所泉中央地区活性化推進室、⑫学生団体bits、⑬仙台観光国際協会、⑭アサヒグループ(アサヒユウアス(株))、⑮NPO法人UBUNTSU、⑯一般社団法人泉青年会議所、⑰KAMURIコミュニティプロジェクト、⑱こりれいず、⑲かんたんウクレレサークル、⑳すまいるわんだーらんど、㉑ねこの道仙台、㉒公益財団法人宮城厚生協会泉病院、㉓NPO法人ふうどばんく東北AGAIN、㉔JAZZy MUSIC FAIR、㉕一般社団法人アート・インクルージョン
以下、1年生生徒の感想です。
・猫は平安時代から買われていることに驚きました。また、猫の殺処分数は年々減ってきてはいますがまだ殺処分されている猫は多いそうです。不妊手術をしなかったり、外に飼い猫を放置することで繁殖し、多頭飼育崩壊が起こることが改めて分かりました。私はこのことを知って猫を飼いたいという気持ちだけでなく飼える環境を整えることも大切だと思いました。
・お話を伺うと、経済的な理由で受診を控えている人が多く、医療費を負担に感じている人が多いということを知り、確かに私も、大きな怪我などをしたことありませんが、風邪を引いたときに、病院へ受診したいと思ったことはありませんでした。ただの風邪だから大丈夫だろう、という理由もありましたが、今思うと医療費を負担に感じていたのかなと思います。そんな中、2011年の4月から始まった無料低額診療事業は、みんなにとって有難いものだったと思います。ただ、私のようにそのようなものがあると知らなかった人もいるかと思うので、まずは家族に知らせることから始めてみたいと思います。
・泉中央によく行くことが多かったですが、区役所が改装されることは初めて知りました。区役所が子供からお年寄りまで便利に利用できる場所になれば、仙台をもっと住みよい街にすることができるのではと胸が膨らみました。街の活性化のためにさまざまな取り組みをしているのだとわかりました。これからの生活がどのように良くなっていくのかが楽しみです。
・こちら側の利益を求めるだけでは本来動いてもらえるはずの相手にも動いてもらえることが少なくなってしまうと思いました。そのため相手に自分の目的を伝えることはもちろん、その活動によって世間や相手はどんな利益を得られるのか明確に示すことを大事にしたいです。単純な利益だけでなく今後の影響についても意識してみたり、自分で利益を見つけ出すこともできるようになりたいと思いました。
・今まで自分が知らなかったプロジェクションマッピングなどデジタルを融合した作品で地域を盛り上げることができたり、いろんな経験を重ねることができるところがとても素敵だと感じました。
・成功するかしないかではなく「とりあえずやってみる」というマインドがとても大切だと思った。今回の話を通してとりあえずチャレンジしてみるという思考を大切にしていきたい。
・毛糸の虹をかける体験をしたり、実際に話を聞いてみたりして、世界にあるたくさんの壁を取り除くヒントが「アート」にはあるという言葉が印象に残った。
後期生徒総会
11月8日(金)、後期生徒総会が行われました。
役員の承認、前期活動報告、翠樅祭決算報告、後期生徒会活動方針等について議論されました。
PTA全体行事
10月24日(木)、本校PTA全体行事で、本校吹奏楽部によるコンサートを行いました。
今年度は長命ヶ丘小学校5、6年生を特別にお招きし、本校保護者や地域の方々を合わせて、約420名の方々に参加していただきました。
その後、学年PTA・学級懇談が行われ、貴重な情報共有の場になりました。
お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
芸術鑑賞教室
10月21日(月)、仙台銀行ホール イズミティ 21で芸術鑑賞教室を行いました。
今年度は宮崎隆睦「ULTRA SAX 」さんをお招きし、公演していただきました。
後半には、本校吹奏楽部とコラボし、「宝島」を演奏しました。
素晴らしい公演で、生徒達にとって、良い思い出・良い経験となりました。
令和6年度 薬物乱用防止講話
10月18日(金)、1学年の生徒を対象に薬物乱用防止講話が開催されました。
この講話は、生徒が薬物乱用の有害性や危険性についての正しい知識を習得することを目的としており、仙台少年鑑別所(ふるじろ相談所)から講師の方に来校していただきました。
生徒たちは、メモをとりながら真剣に話をきき、薬物の危険性について学びました。
R6 体育祭を開催しました。
10/4(金)、体育祭を行いました。本来は3日にの予定でしたが、雨天のため、4日に日程を変更して開催しました。
雨雲も本校の生徒たちのパワーに負けたのか、本降りにはならず、外でのプログラムを実施できました。
生徒全員が笑顔で、全力で、すばらしい体育祭になりました。
その中で運営を担当した実行委員は、体育祭中はもちろん、前日・当日の朝も、濡れているのグラウンドの整備や準備を懸命にしてくれました。実行委員のみなさん、本当にありがとうございました。
3年生は最後の館高3大行事になりました。この行事で得たパワーを次の目標に向かうエネルギーにして、頑張ってください。
第2回防災訓練(火災防災)
10月7日(月)、第2回防災訓練(火災防災)を実施しました。
雨天のため、体育館への避難となりましたが、生徒達は真剣な様子で参加していました。
今回の避難訓練は授業終了5分後に火災発生という想定(教室に教員がいない状態)で実施しました。
火元を避け、通常の避難経路を変更して避難する臨機応変な対応ができるかを目的の1つとし、確認をしました。
1学年 館プロ探究講座「生成AIの活用」
9月27日(金)7校時、1学年の総合的な探究の時間(館プロ)において、宮城学院女子大学教育学部教育学科 西浦 和樹 先生を講師として、「生成AIを使った課題設定と解決策の探究」についての講座を開催しました。生成AIの特性や使用する上での注意点に関する説明の後、ChatGPTにプロンプト(指示文)を入力して、どのような答えが返ってくるのかを実際に体験しながら、社会課題やその解決策のアイデアを得る活動に取り組みました。
今回の講座を開催するにあたり、文部科学省や宮城県のガイドラインに則り、AIを活用する上での留意点についての事前指導も行いました。今回の講座をきっかけとして、日々発展しているデジタル技術を正しく活用するリテラシーを身に付けていってもらいたいと考えています。
なお、本校では今年度、文部科学省の高等学校DX加速化推進事業の採択校となっており、デジタル技術を活用した学びを今後も進めていく予定です。
以下、1年生生徒の感想です。
・質問を工夫しないと自分に欲しい答えが返ってこないし、返された答えが必ずしも正しいとは限らないので、正しい情報かを見極め、うまく活用することが大切だと思いました。
・生成AIは新しいものを作り出したり、案を沢山出して提案することに長けていると思ったが、多くの候補が出された場合、ひとつひとつの内容が薄いように感じた。また、間違っているものをあたかもあっているかのように回答することもあることから、疑わしい回答については調べてみたり、一人で考えずに複数人で考えてみることも大切だと思った。
・チャットGPTは課題解決のために便利ではあると思いますが、物事を客観的に見ているため、物事を主観的に見ることには限界があると思いました。
1学年キャリア講演会
9月13日(金)7校時、1学年の特別活動「キャリア講演会」を行いました。講師にはNPO法人まちづくりスポット仙台事務局長の岩間友希さんを迎え、岩間さんの生き方やこれまでの地域における取り組みと関連づけながら、講演をしていただきました。
第1部では、仙台に移住し、地域課題の解決に取り組んでこられた経験を通して、人生そのものが探究であるということをお話いただきました。第2部では、様々な課題を光と影の両面から考えるワークショップを行いました。これから1年生が取り組む、総合的な探究の時間「館プロ」の地域課題探究にもつながるようなワークとなりました。
なお本校では、岩間さんやNPO法人まちづくりスポット仙台の皆さんに支援していただきながら、総合的な探究の時間「館プロ」を実施しています。
以下、1年生生徒の感想です。
・大人になっても探究の活動は続くということを学んだ。おそらく一生探究という活動は続くものだということも学んだかもしれない。身近で興味を持った事から始めてその問題、あるいは社会課題を解決していくことの重要性を改めて知った講演会だと思った。
・一人だけじゃわからないできないこともグループになって一緒になって考えれば様々なことが解決、発見できることを理解した。だが今のままではやる意思があっても行動する勇気は少ない。探究を通して行動する勇気が芽生えればいいなと思う。
・右も左もわからない状態から自らアクションを起こして、PRしている影響力がすごいと思いました。不可能に思えることでも協力してくれる人に頼りながらトライしていくことが重要であると学びました。できることからやっていくという姿勢を自分たちの探究でも生かしていきたいです。
・講師の方の話を聞いてみて、やっぱり探究活動には思考力や行動力が重要になってくるんだなと思いました。宮下公園のことについて、二つの視点から見たときに大きく異なっていてすごく興味深いと思いました。何かいいことをするにあたって悪いことも発生してしまうのはどうしても防げないと思うのでせめてその悪いことが小さく済むように考えていこうと思います。
生徒会役員選挙(9月6日)
9月6日、6,7校時に生徒会役員立会演説会、生徒会役員選挙が行われました。
会長、副会長、書記、会計、応援団長の各立候補者と推薦責任者による演説が行われたあと、投票が行われました。
生徒達は公約などを真剣に聞き、投票をしていました。
翠樅祭が行われました
今年の翠樅祭は、「笑顔満祭 ~今しかできない青春を~」をテーマとして掲げて盛大に行われました。
・8月30日(校内発表)
開会式では、校長挨拶、実行委員長挨拶の後、翠樅祭PVの上映、3年生の参加クラスCMが行われました。続いて校内ステージ発表があり、放送部の作品上映、チアリーダーのダンスの披露、応援団の演舞、吹奏楽部の演奏が行われました。校内展示発表では、各参加団体が工夫を凝らした展示を行い、活気のあるにぎやかな翠樅祭になりました。
・8月31日(一般公開)
9時30分の開始から、多くの方にご来校頂き、各展示とも大盛況となりました。ステージ発表では、放送部の作品上映、チアリーダーの演技、吹奏楽部の演奏があり、中庭では応援団の演舞が行われました。多くの観客の皆様にお越しいただきましてありがとうございました。
賞状伝達式、コモンタイムが行われました(7月23日)
夏季休業を控え、賞状伝達式を行いました。
受賞された皆さんに全校生徒より盛大な拍手が送られました。
コモンタイムとは、充実した学校生活を送ることができるように、自分や社会を見つめて生き方の問題を考えたり、団体生活や規律を重んじる習慣を身につけたりすることを通して、人格の陶冶を目指す本校独自の行事です。教職員の講話、生徒のスピーチ、体験発表などを行い、学校全体で共有していくことを目的としています。今回は、校長講話、生徒指導部長講話、弓道部の東北大会の体験発表などを行いました。夏季休業に向けた心構えや生活について、弓道部の活動や東北大会で学んだことなどを全体で共有しました。
球技大会
館高三大行事の一つ目となる球技大会が6月27日、28日に開催されました。体育館でバレーボール、バスケットボール、卓球が行われ、グラウンドではドッチボール、ミニサッカーを行われました。二日目は、各種目の上位戦と、オープン種目としてドッチボール、ソフトバレー、卓球が行われました。各クラスとも精一杯力を出し切って試合に臨む姿が見られ、クラスの団結力が高まった様子でした。
5月・6月の校外での探究活動報告
5~6月の校外での取り組みをまとめてお伝えします。
①IZUMI未来構想フェスティバル(主催:泉青年会議所)への参加
5月11日(土)、泉中央駅前isMe!おへそ広場で「IZUMI未来構想フェスティバル」が開催され、本校2年生生徒4グループが探究活動の成果について発表しました。他の高校生や大学生も参加するなかで、自分たちの考えや学びの成果を堂々と発表してくれました。
発表テーマは次の4つです。
・献血する人を増やすにはどうすればよいか~血と血で繋がる『けんけつ』とは~
・泉区の魅力~持続可能な地域を目指して~
・子ども会は必要か~もし子ども会がなかったら~
・食と地域とのつながり~子ども食堂を知ってもらうためには~
今回発表したのは、昨年度の総合的な探究の時間「館プロ」で、1学年9月~3月に「地域課題探究」として取り組んだものの成果です。なお、「地域課題探究」とは、地域で活動している方々との交流会や地域でのフィールドワークなどを通して、課題の設定~情報収集~分析を経て、改善策の提案や実践を行う本校の探究活動のプログラムの一つです。
②パンマルシェへの参加
6月9日(日)、ブランチ仙台で開催されたパンマルシェにおいて、本校3年生2名が近隣「Sweets Shop OZZY」さんとコラボした「ティムくんどら焼き」が販売されました。事前に『河北新報』6月7日付朝刊で取り上げていただいたこともあり、多くの方々に来店いただきました。おかげさまで販売開始から30分足らずで完売しました。
今回参加した3年生2名は、2年生だった昨年度の「館プロ」において、商品開発をテーマに探究活動を進めました。NPO法人まちづくりスポット仙台のスタッフの方々のサポートを受けながら、大学のゼミの新商品発表会に参加してインタビューしたり、自宅で試作を重ね、3年生になってからも、企画書を作成してOZZYさんに新商品を提案したり、マスコミへの取材依頼文書の作成・送付などを進め、今回のイベントに向けて準備してきました。
本校の探究活動に協力いただきました皆様、御来店いただきました皆様、ありがとうございました。
①IZUMI未来構想フェスティバル
②パンマルシェ
中庭壮行式
6月20日(木)昼休みに、東北大会・全国大会に出場する、女子弓道部・放送部・囲碁将棋部の壮行式を中庭で行いました。
各部活動の代表からの決意表明のあと、応援団・チアからエールがありました。
高校総体壮行式
5月24日(金)に宮城県総合体育大会(6月1日~3日)に出場する選手の壮行式を行いました。先日の中庭壮行式に引き続き、応援団・チアを中心に迫力のあるエールが送られました。
生徒総会
5月17日(金)6,7校時に生徒総会が行われました。
令和5年度の活動・決算報告の後、令和6年度の生徒会役員承認・生徒会活動方針・会計予算案等について協議しました。
県総体 中庭壮行式
5月16日(水)昼休みに、県総体に出場する、サッカー部、陸上部、硬式テニス部、男女バトミントン部の壮行式を中庭で行いました。
各部活動の代表からの決意表明のあと、応援団・チアからエールがありました。他の部活動の壮行式は24日に行われます。
泉三校定期戦
5月1日(水)泉総合運動場体育館をメイン会場に、泉高校、泉松陵高校、泉館山高校三校による、泉三校定期戦が開催され、本校が史上初となる総合8連覇を成し遂げました。
シェルコム仙台で行われた開会式での三校による応援合戦の後、各競技で熱戦が繰り広げられ、本校は総合優勝を果たしました。閉会式では、三校代表生徒から互いの健闘をたたえる言葉が述べられました。また三校応援団から泉三校の融和を意味する「泉和エール」が切られ、三校生徒による「フレーフレー泉和(せんわ)」の第二泉和エールが会場中に響き渡りました。
パブリック・リレーションズ講話
4月26日(金)体育館で1年生を対象に、パブリック・リレーションズ講演会を開催しました。
日本パブリックリレーションズ研究所代表取締役所長 井之上 喬 氏を講師に招き、講話を聴きました。日本を取り巻く環境や変革が求められている現状から、今後の社会で生きていくためには、「倫理観」「双方向性コミュニケーション」「自己修正」の3つの要素からなる「パブリック・リレーションズ」の考え方やスキルが必要であることや、若い世代が諸課題を自分事として捉え、前向きに行動していくことの必要性などを話されました。講演内容が多岐にわたったことから、生徒それぞれが自分の視点から様々なことを考える機会となりました。井之上先生、ありがとうございました。
以下、1学年生徒の感想です。
「日本の課題を大きくみることで私たちがすべき活動を理解することができました。また日本の課題で共感できる点がたくさんあったため私も進んで行動に移せるような人間になれたらと思いました。高齢者に頼ってばかりいるのではなく我々若い世代がすすんで動くことで少しずつ日本の課題を解決していきたいと強く思える講演でした。」
「同調圧力や少子高齢化、日本経済の劣後など日本の厳しい現状を改めて感じました。ついつい目の前の情報だけで物事を判断してしまいがちですが、もっと視野を広く持とうと思いました。同調圧力を大きく感じる現在社会で、私たちの世代が声を上げ、社会を変えていかないといけないという井之上先生の言葉が印象に残りました。」
「私は普段あまり自己主張をしないので、もっと周りの人に自分はこう思った、こう感じたなどの自分の気持ちを伝えていきたいなと思いました。私もよく人が手を挙げたら手を挙げるということが多いです。でも周りの人が手を挙げたからというのは自分の意思ではないのでこれから改善できるように頑張りたいなと思いました。」