学校生活の様子

1学年館プロ「地域課題講演会」

9月12日(金)6・7校時、1学年の総合的な探究の時間「地域課題講演会」を行いました。講師にはNPO法人まちづくりスポット仙台の玉田賢司さんを迎え、ワークを交えながら講義をしていただきました。

講義では、これから本格的に始まる地域課題探究に向けたスタートアップとして、学ぶ目的や探究することの意味、これから必要とされる力などを再確認していただきました。また、自分を取り巻く人間関係をマップに書き出すワークを通じて、地域をコミュニティと捉えて、自分事として考えることの重要性についてもお話いただきました。問題と課題の違いなど、これから1年生が取り組む、総合的な探究の時間「館プロ」の地域課題探究における課題設定にもつながるようなワークもおこなっていただきました。

なお本校では、玉田さんやNPO法人まちづくりスポット仙台の皆さんに支援していただきながら、総合的な探究の時間「館プロ」を実施しています。

 

以下、1年生生徒の感想です。

・今日は講習会を通して、「学ぶ」ということは知識を得るだけでなく、自分の考えを深めたり周りと共有したりすることが大切だと気づいた。また、地域を良くするためには一人ひとりが関心を持ち、課題を見つけて改善策を考える姿勢が必要だと思った。実際にコミュニティマップを作成する活動では、普段見過ごしていた地域の課題を発見でき、新しい視点を得られたのが印象的だった。これからは探究の時間を通して、自分の学びを地域や社会にどう活かせるかを意識して取り組みたい。

・今回の探究を通して、身近なところにある様々な問題について再認識することができました。また、学びは自分の人生はもちろん周囲の環境なども豊かにしていけることから、学びの大切さを改めて感じました。

・自分が感じた課題や問題を書き出してみることで、自分がどういうことに目がいっているのか、何について考えているのかを知ることができました。面白いと思ったのは同じワードでもそれぞれが感じる課題や問題が全然違っていたことです。

・今日は自分のコミュニティについて考えました。コミュニティにはつながりという意味があり、コミュニティマップを書いてみると様々な人とつながっているんだなと思いました。高齢化や自転車事故が多いことが問題だと思ったので、これからの探究の時間で解決策などを見つけられるといいなと思います。