令和7年度
台湾・国立竹東高級中学との国際交流を実施しました
12月3日(水)、台湾の国立竹東高級中学から教員5名、生徒37名をお迎えし、国際交流活動を行いました。
歓迎行事では、両校の校長による挨拶と記念品の交換が行われ、続いて生徒代表による挨拶とプレゼンテーションを双方が英語で行いました。
交流活動では、前半にアイスブレイクを通じて親睦を深め、後半には「防災」をテーマに意見を交換しました。昼食後は、仙台駅周辺で班ごとに研修を実施し、台湾の生徒たちとともに楽しい時間を過ごしました。
今回の交流を通じて、生徒たちは異文化理解を深め、国際的な視野を広げる貴重な経験を得ることができました。今後もこのような機会を大切にし、さらなる国際交流を推進してまいります。
プログラミングドローン体験教室
12月6日(土)、本校で「ドローン体験教室 in 泉館山高校」を開催しました。
この取組は、地域の子どもたちに科学技術の楽しさを伝え、高校生主体の地域連携を促進することを目的に、本校1年生25名が「総合的な探究の時間」の中で計画し実施しました。当日は地域の小学4〜6年生および保護者13組が来校し、本校生徒と一緒にプログラミングを考え、ドローンを動かしました。
小学生たちは「ドローンを動かすのが楽しかった」「とても楽しく、わかりやすくてプログラムに興味をもちました」等、感想を述べていました。
イルミネーション点灯式
12月8日(月)17:30より、イルミネーション点灯式が行われました。
本校では、1年生の有志が中心となり、「イルミネーション」というイベントが毎年行われています。イルミネーションの温かな光によって、勉強や部活動の疲れを癒やすとともに、日々の活動への活力をもたらすことを目的とし、12月8日(月)~23日(火)の放課後に本校生徒昇降口前ロータリー付近および中庭が彩られます。
点灯式では、吹奏楽部の演奏とともに、イルミネーションが一斉に点灯しました。また今年はスカイランタンが夜空に浮き上がり、光を灯しました。さらに今年のイルミネーションは県次世代エネルギー室の協力のもと、燃料電池自動車「MIRAI」の電力を用いた点灯となっています。
第44回宮城県高等学校放送コンテストにおいて、各賞を受賞しました。
11月6日(木)に行われた、第44回宮城県高等学校放送コンテスト新人大会決勝にて、
・アナウンス部門:最優秀賞(東北大会・全国総文祭出場)、優秀賞(東北大会出場)、優良賞
・朗読部門:優秀賞(東北大会出場)
・オーディオメッセージ部門:優秀賞、優良賞
・ビデオメッセージ部門:優秀賞(全国総文祭出場)
・ラジオキャンペーン部門:優秀賞(東北大会出場)、優良賞(東北大会出場)、優良賞
・テレビキャンペーン部門:最優秀賞(東北大会出場)
を受賞しました。
BRANCH仙台「みんなのマルシェ」でロング巻き寿司づくりに協力しました
11月2日(日)、BRANCH仙台で開催された「みんなのマルシェ」において、泉館山高校家庭部の生徒8名がロング巻き寿司づくりに協力しました。
当日は、108名の参加者が集まり、約5メートルの巻き寿司を3列に並べて巻く体験が行われました。生徒たちは、朝9時からAGAINブースにて「まちスポ」主催の皆様のご指導のもと、地域の方々とともに巻き寿司づくりに取り組みました。
イベントは盛大に行われ、参加者同士の交流も深まり、楽しいひとときを過ごすことができました。生徒たちは、「まちスポ」や「あがらいん」の皆様をはじめとする地域の方々との交流を通じて、地域とのつながりを実感し、貴重な経験を得ることができました。
宮城県議会議員との意見交換会を実施しました
10月29日(水)、本校に宮城県議会議員の先生方8名をお迎えし、意見交換会を開催しました。本校からは、生徒会執行部、総合科学部及び有志の生徒計21名が参加し、教育と地域環境をテーマに積極的な意見交換が行われました。参加した生徒にとっては、自分の意見に対して議員の方々から直接返答をもらえたことで、主権者としての意識が高まり、社会問題への理解を深める貴重な経験となりました。
「1学年学年行事 障害物リレー」を行いました
10月31日、ハロウィンの日の7時間目に、1学年学年行事として、障害物リレーを行いました。クラス運営委員の生徒とPTA学年委員の方々で企画・運営を行いました。当日は50名を超える保護者の方々にも御参観いただきました。ありがとうございました。
ハロウィンということで、一部の生徒は仮装をしたり、各クラスのクラスTシャツを着たりして、盛り上がりました。この盛り上がりや団結力を、今後の生活にも生かしていきたいと思います。
台湾高級中学との交流事業を実施しました
10月24日(金)、台湾の高級中学校から6名の校長先生方をお迎えし、歓迎会を開催しました。
当日は、放送部と防災ジュニアリーダーの生徒による学校紹介に続き、茶華道部と家庭部によるお抹茶とお菓子のおもてなし、そして吹奏楽部による演奏披露など、盛大に交流のひとときを楽しみました。
台湾の先生方との交流を通じて、生徒たちは国際理解を深める貴重な経験を得ることができました。
1学年館プロ「地域課題探究セッション」
10月8日(水)6~7校時、1学年の総合的な探究の時間(館プロ)において、「地域課題探究セッション」を開催しました。今年度で4回目の開催となりますが、今年度は仙台市や富谷市を中心に地域において様々な課題解決に取り組んでいる13のNPO法人・行政機関などの方々に来校いただき、それぞれの活動についての講義だけでなく、質疑応答などを通じて、それぞれの課題について生徒と対話していただきました。昨年度から少しリニューアルした活動となったことで、様々な分野に関する取組を参考に、自分たちが取り組みたい課題やアクションなど具体的な部分まで考えることができたようです。今後、現状調査、改善や解決に向けた提案・実践を、グループの生徒とともに試行錯誤しながら進めていくことになります。来校いただいた皆様、ありがとうございました。
なお、今年度のセッションにご参加いただいたのは以下の皆様です。(順不同、敬称略)①せんだい若者サポートステーション、②七北田宿研究会、③特定非営利活動法人GRANDES MONTANA フットボールアカデミー、④7days peace(七北田公園活性化協議会)、⑤ブランチ仙台(大和リース仙台)、⑥長命ケ丘東町内会、⑦公益財団法人仙台こども財団、⑧NPO法人ふうどばんく東北AGAIN、⑨アサヒグループ(アサヒユウアス(株))、⑩NPO法人グループゆう、⑪公益財団法人仙台市公園緑地協会、⑫泉区区民生活課、⑬みやぎ民話の会
以下、1年生生徒の感想です。
・ブランチ仙台の方から、地域の人とのつながりを大切にしているという話を聞いて印象に残りました。ブランチ仙台では、地域のいろいろな団体と協力してイベントを行っていると知って普通の商業施設というよりも、地域の人たちがつながる場所になっているという印象が強まりました。ひとつの場所で多くの人や団体が協力することで、新しいアイデアや活動が生まれるのはとても素敵だと思いました。私も地域の活動に積極的に参加してみたいと感じました。自分は総合科学部に所属しているのでサイエンスデイなどで出品した科学体験コーナーをブランチでも行えたらより科学の魅力を伝えられるので行ってみたいと感じました。
・町内会の現状と課題を知って、ICTを活用した取り組みや若者との関わりを意識した活動などを知ることができました。自分の地域でも活かせそうな内容だったので自分も地域の一員として考えることが大切だと思いました。
・子供の声を聞いて居場所をつくり広げていこうと言うことが子供の気持ちも和らげているのかなと思いました。また居場所が増えると自己肯定感が上がるという結果に驚きました。高校生自身もできることがたくさんあると思うので活動できたら地域全体を良くしていくことが出来ると思います。
・ふうどばんく東北は食糧の支援だけでなく子どもたちの遊び場の提供など幅広い活動を行っていることを学びました。子ども食堂やイベントの手伝いなど私たちにもできる活動は多くあるので積極的に参加したいと思いました。
・災害から身を守るためには知識を持つことではなく、それを能力に変えるのが大切だということがわかった。避難訓練は何度も繰り返すくらい本気で取り組まなければ効果は期待できないということがわかった。
・外来種を増やしすぎず、なるべく共存できる道を探すことが必要だということを学びました。また、水の森公園に限らず、宮城県は比較的緑が多いこともわかりました。私たちの意見を親身になって聞いてくださったおかげで、意見を言いやすかったし、楽しかったです。
・自転車のマナー違反やこれから導入される制度について知り、これから気をつけていくべきことや高校生にもできることを考える機会になりました。他の班の考えや実際の取り組みなどもとても参考になりました。
・課題を見つけるときにまず人の話をよく聞くことが課題の発見、解決につながると思った。規模が大きい課題ではなく、身近な疑問が地域などの広範囲の課題解決の第一歩になると感じた。
1学年館プロ探究講座「生成AIの活用」
9月26日(金)6・7校時、1学年の総合的な探究の時間(館プロ)において、宮城大学事業構想学群 太田 賢 先生を講師として、「生成AIを使った課題設定と解決策の探究」についての講座を開催しました。生成AIの特性や使用する上での注意点に関する説明の後、ChatGPTにプロンプト(指示文)を入力して、どのような答えが返ってくるのかを実際に体験しながら、社会課題やその解決策のアイデアを得る活動に取り組みました。
今回の講座を開催するにあたり、文部科学省や宮城県のガイドラインに則り、AIを活用する上での留意点についての事前指導も行いました。今回の講座をきっかけとして、日々発展しているデジタル技術を正しく活用するリテラシーを身に付けていってもらいたいと考えています。
なお、本校では昨年度より文部科学省の高等学校DX加速化推進事業の採択校となっており、デジタル技術を活用した学びを今後も進めていく予定です。
以下、1年生生徒の感想です。
・私たちの班では、とても深いテーマについてAIに質問したが、さまざまなアイデアがたくさんが出てきて面白いと思ったが、中には的確でないものや現実性がないものもあったので、そこには注意したい。
・AIの限界や注意点、効果的な質問の仕方、考え方や学習方法、心構えなどが学べた。あくまで主体は自分で責任は自分にあるので事実確認を怠らないことが大切であると学ぶことができた。
・ハルシネーションや情報の確実性はチャットGPTを使う前からなんとなく聞いていたけど、いざちゃんと使ってみるとこの2時間だけでも何回か目にしたので、事実確認の重要性を知ることができました。
・生成AIについての学習を通して、効率的に活用する方法を学ぶことができた。AIを学ぶ前は、チャットに質問しても欲しい答えが返ってこなかったり、回答の内容が質問した内容と少しずれていることがあったが、文脈を意識しより簡潔に要点をまとめて質問することで効果的で効率的な回答が返ってくることが多くなった。しかしまだ無茶な部分や質問からずれている部分があるためそこは自分で訂正していく必要があることがわかった。AIに質問しそれを発信するのは責任が自分にあるためハルシネーションに気付いていきたい。