令和元年度
2学年 東北大学オープンキャンパスガイダンス
7月5日(金)6・7校時,東北大学オープンキャンパスガイダンスが開催されました。
第一部は,株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 小山田衣里 氏 をお迎えし,7月末に行われる東北大学オープンキャンパスに参加する際のポイントなどを解説していただきました。
その後,第二部として小山田氏のファシリテートのもと,東北大学に通う本校卒業生12名から,学部・学科での研究内容の説明や大学入試に向けた高校生活へのアドバイスをしていただきました。「文学部で行動科学を研究しています。高校時代は数学が苦手だったのですが,今は数理社会学でプログラミング解析など数学がいっぱい出てきます。」「農学部で学んでいます。元々薬に興味があったのですが,オープンキャンパスなどで薬学部から農学部に視野を広げられました。他の学部をみることも大切。」など,具体的で参考になるアドバイスを聞くことができました。
第三部は,東北大生との座談会が行われ,先輩を囲んで受験準備の仕方,日頃の学生生活や卒業後の展望などより詳しく話を聞くことができました。
1学年総合的な学習の時間「探究学習ガイダンス」
7月5日、宮城大学の三浦幸平先生をお招きして、総合的な学習「探究学習ガイダンス」を行いました。本校では「探究的な学習」を1学年から実施します。今回は夏休み明けからスタートする本格的な研究活動に先立ち、「研究とは何か」「研究で気をつけることは何か」というテーマで講演をいただきました。
前半は、先生の自己紹介を交えながら、「問題の前提条件を正しく把握することが大切である」ということや、「研究の結論とは分析の結果であり、自分の意見ではない」という、研究の基本的な注意点を教えていただきました。また、「研究」と「科目の学習」の違いについても、問題の設定や解決までにたどりうる手順というポイントから、ご指導いただきました。
後半は、先生のご専門や大学でのご指導内容をベースに講義をいただきました。「グラフ」や「一筆書き」を例に、与えられた問題を抽象化することで解決への糸口を探り、「答えはこうではないか」という仮定を法則として一般化するプロセスを体験しました。またその過程で、仮説を立てるためにはある程度の量のデータが必要であること、データにはイレギュラーなものもあり得るということも実感できたと思います。
講演の最後には、物事を暗記することだけに頼らない「学び」の重要性から、「探究心を持って学ぶこと」の意義について、メッセージをいただきました。大学の先生と接し、講演をいただくことは一年生にとっては初めてのことだったので、貴重な経験になったと思います。
館高三大行事の一つ,校内球技大会盛大に開催
6月27日(木),28日(金)の2日間,館高三大行事の一つである校内球技大会が盛大に開催されました。種目は,屋内競技がバスケットボール男女,バレーボール男女,卓球男女で,屋外競技がドッジボール男女,ミニサッカー男子,Tボール女子があり,全種目クラス対抗のトーナメント方式で行われました。
一日目は穏やかな天候のもと,気温も上がることなく絶好の球技大会日和となりました。一日目の夕刻から降り出した雨の影響により,二日目のミニサッカーの決勝は,滑りやすいグランドコンディションの中で行われましたが,二日間を通じて屋内外ともに熱い戦いが繰り広げられました。勢いに乗った下級生と貫禄ある上級生がぶつかり合う激しく見応えのある試合が多く,選手と応援団が一丸となった戦いが展開され,どのクラスも一体感が強まっていく様子がうかがえた素晴らしい球技大会となりました。
祝 県高校総体水泳競技 東北大会出場!
令和元年6月21日(金)~23日(日)セントラルスポーツ宮城G21プールを会場に,第68回宮城県高等学校総合体育大会水泳競技大会が開催されました。本校から1年熊谷みづきさんが女子200m自由形に出場し,2分22秒37の記録で6位入賞を果たし,7月19日(金)から福島県郡山市で開催される東北大会への出場権を獲得しました。
熊谷さんはスタートから終盤まで,終始安定したペース配分でレースを進め,後半は3人の選手による熾烈な6位争いが展開される中,最後に競り合いを抜け出しました。東北大会での健闘を期待しています。
祝 東北高等学校馬術選手権大会 見事優勝!
令和元年6月7日(金)~9日(日)JRA福島競馬場を会場に,第39回東北高等学校馬術選手権大会が開催され,本校3年大和田遼馬さんが見事優勝を果たし,8月20日(火)・21日(水)に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催される,第30回全日本高等学校馬術選手権大会へ出場することになりました。
大会は,馬場馬術と障害の2種目で争われました。どんよりとした曇り空のもと,前日の雨の影響もあり馬場は不良で,あいにくのコンディションとなりました。馬もスピードが出ると滑って転倒しやすく,足元を気にしながら走る中,大和田君は落ち着いた手綱さばきで馬をコントロールし,見事に優勝の栄冠を勝ち取りました。
「昨年は早い段階での敗退に悔しい思いをしたが,1年間努力し優勝できてとても自信がついた。」「両親やクラブの先生,学校の先生方などいろいろな人の支えがあっての優勝だった。感謝している。全国大会でも精一杯頑張りたい。」と大会の感想と全国大会への決意を語ってくれました。