2020年8月の記事一覧
第38回 翠樅祭 『繋ぐ ~To the Next Generation~』
8月24日(月)~28日(金)の1週間,第38回 翠樅祭が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大のため,例年のような文化祭を開催することは難しく,今年度は文化部を中心とした校内発表週間という形式での実施となりました。
今年のテーマは『繋ぐ ~To the Next Generation~』。「今の私たちの思いを,今できるカタチで表現し,『館山』の伝統を次の世代へ『繋ぐ』という意味を込めました。生徒会,翠樅祭実行委員が何度も検討を重ね,コロナ禍の中でベストな方法を模索しこのカタチでの実施となりました。24日(月)昼休みの『開会式』に始まり,28日(金)夕方まで,文化部による校舎内での作品展示,教室での動画上映などが行われ,昼休みや放課後には,中庭・ロータリで,『吹奏楽部』『応援団・チア』による演技発表が行われました。
第2学年進路講演会が開催されました。
8月28日(金)6校時,(株)リクルートマーケティングパートナーズ まなび事業統括本部 東北グループ チームリーダー 佐々木 敦斗 氏を講師にお迎えし,2学年進路講演会が開催されました。
演題は「学部・学科選択のポイントと勉強法について」。この日は,放送室と教室をオンラインでつなぐスタイルでの講演でした。高校生活の中間点を迎える2年生に向けて,学部・学科を選ぶ際に注意したいことや自分に合う学校,学部・学科のみつけ方,そして希望進路を達成するための勉強の進め方をお話しいただきました。特に,ご自身の体験も踏まえて,手帳などを活用ししっかり記録をつけることや目標を数値化し具体的にすることの大切さを強調されました。
第1・2学年 課題探究「館高力プロジェクト」
8月21日(金)午後,第1・2学年の総合的な探究の時間では「館高力プロジェクト(館プロ)」の活動が行われました。
第1学年は,現在,日常生活の中の身近な課題からテーマを設定し,調査アクションを行っているところです。この日はクラスの中でその途中経過を共有する時間でした。「売店の利用者を増やすために。」「自分たちで自分たちの教室を快適に。」「館山タイムをよりよくする。」などの各班のテーマについて,ふせん紙をつかい他のグループからたくさんのコメントをもらいました。またグループごとにiPadや各自のスマホを使い,協働によって発表スライドを作成する作業も始まりました。
第2学年は,自分の設定した仮テーマに関する「問いだし」。講師の先生と教室をビデオ会議システム『ZOOM』でつなぎ,オンラインで授業の進行をしていただきました。「おいしくて体に良いみかんとはどんなみかんか?」「再生可能エネルギーは本当に無限なのか?」「企業などのマークはどこから生まれたのか?」などの仮のテーマを,さらに具体的に問いをたくさん出し,「問い」を深掘りする時間でした。
第3学年 進路講演会が開催されました。
8月21日(金)6・7校時,体育館にて,河合塾仙台校から大場正浩先生を講師にお招きし,第3学年を対象に進路講演会が開催されました。
テーマは「最高の形で、結ぶ」。大学入学共通テストまであと5ヶ月。日々受験勉強に励んでいる本校3年生に向け,浪人生・現役生を長年にわたって指導してこられた経験をもとに,受験勉強を進めていく上で大切にすべきことをお話いただきました。気温が30℃を超える猛暑の中,受験を突破するための大切なことを熱く語っていただきました。
特に,難問に目が向きがちになるが基本となる教科書を大切にすること,日々の生活習慣がとても重要であることを強調されました。
吹奏楽部 特別演奏会 が開催されました。
8月10日(月)午後,イズミティ21を会場に吹奏楽部特別演奏会が開催され,約100名の部員による壮大な演奏で会場に集まった聴衆を魅了しました。
今年度は,新型コロナウィルスの影響により,例年宮城県代表として東北大会に出場を果たしている全日本吹奏楽コンクールが中止になるなど,本校吹奏楽部の実力を発揮する舞台がほぼ失われてしまいました。この日は,吹奏楽部のこれまで蓄積してきた成果の集大成を保護者や関係者へ発表するとともに,後輩たちへ泉館山高校吹奏楽部の伝統を引き継ぐ場となりました。
例年の定期演奏会では会場が満員となるところですが,今年度は入場者を保護者や学校関係者などに制限して開催されました。「トイズ・パレード」「ディープ・パープルメドレー」「宝島」など約1時間の演奏に,最後は部長山下さんの心にしみる挨拶で締めくくられました。
県高校総体代替大会・高校野球宮城大会等が開催されました。
新型コロナウイルスの影響により,6月に開催が予定されていた宮城県高等学校総合体育大会が中止となり,各競技専門部の判断により,7月から8月にかけて多くの競技で代替大会が行われました。第3学年の選手を中心に,これまで部活動に取り組んできた集大成として大会に臨みました。
女子バドミントン部の個人ダブルスでは,岩渕・吉田組が第3位の成績を収め,陸上競技では,800mで3年蝦名君が6位,砲丸投げで3年伊藤君が7位とそれぞれ決勝まで進出し入賞を果たしました。
高校総体代替大会バドミントン競技 女子ダブルス第3位
8月10日(日),11日(月)セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ21)を会場に,令和2年度宮城県高等学校総合体育大会代替大会バドミントン競技が開催され,女子ダブルスで本校3年岩渕莉奈・吉田詩菜ペアが,見事第3位の成績を収めました。
ベスト4をかけた準々決勝では,第4シード東北高校を破って勝ち上がった迫桜高校のペアと対戦し,2-0のスコアで快勝しました。続く準決勝では,第1シードの聖ウルスラ学院英知高校ペアと対戦しましたが,惜しくも0-2で敗退しました。
岩渕さんは「ミスが続いたときもお互いに声を掛け合って何とか乗り切りました。」と試合を振り返り,吉田さんは「個人戦での結果でしたが,これまで同学年の全員で頑張ってきたので,部全体の結果だったと思う。」と語ってくれました。
第2学年 「館高力プロジェクト(館プロ)」地域課題講演会
8月7日(金)7校時,第2学年の総合的な探究の時間「館高力プロジェクト(館プロ)」で,地域課題講演会が行われました。
講師は,NPO法人「まちづくりスポット仙台」のイワマユキさん。テーマは『気になるテーマの解像度を上げて進め方のイメージをつかむ』。探究のテーマとして選んだ自分自身の興味関心について,様々な角度から深く掘り下げ,さらに「地域」の視点から捉えることで,テーマをより具体化していく活動を講義とワークで行いました。
PTAによる『朝の一声運動』が行われました。
8月7日(金)朝,PTA健全育成委員会による『朝の一声運動』が行われました。PTA役員の方々から登校してきた本校生に向けて「おはようございます。」のあいさつとともに,ポケットティッシュと日常生活の注意書きが手渡されました。
生徒は明日から短い夏休みに入るため,夏休み中においても,「ソーシャルディスタンス」「マスクの着用」「手洗い」を心がけて,引きつづき新型コロナウイルスへの感染防止に気をつけることと,交通事故等にも気をつけるよう注意を促していただきました。
第3学年 課題探究発表会
7月31日(金)6・7校時,第3学年の課題探究発表会が行われました。昨年度一年間取り組んだ課題探究の発表会。当初は昨年度の3月に行う予定でしたが,新型コロナウィルス感染拡大に伴う臨時休業によって延期となっていました。
この日は,第3学年の生徒276名が15の会場に分かれて発表を行いました。「3.11から学ぶ震災前後の地形や土地利用から見える今後の防災的視点の町づくり」「教科書タブレット化における障害」「ハックルベリーの活用~食べやすく,健康的に利用しよう~」など,多様なテーマの発表がありました。発表後は質疑応答が行われ,活発な意見交換が行われました。